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時間の習俗

時間の習俗 時間の習俗
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小説キャスティング(小説の映画化を想像する) 、NO、3

松本清張、 昭和36年-37年、「旅」連載

「点と線」で登場した鳥飼刑事と三原警部補が再登場する。前作同様アリバイくずしが中心となる。

あらすじ

神奈川県の相模湖畔で交通関係の業界紙の社長が殺された。関係者の一人だが容疑者としては一番考えにくいタクシー会社の専務は、殺害の数時間後、遠く九州の和布刈神社で行われた新年の神事を見物し、カメラに収めていたという完璧すぎるアリバイに不審を持たれる――『点と線』の名コンビ三原警部補と鳥飼老刑事が試行錯誤を繰返しながら巧妙なトリックを解明してゆく本格推理長篇。

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キャスト

・峰岡 周一  37歳

   極光交通専務          ・・・・・・・・・・   南原 宏治

・土肥 武夫  39歳

   交通文化情報誌 編集長   ・・・・・・・・・・・  土屋 嘉男

  (殺される)

・大吉旅館女中 30歳

                      ・・・・・・・・・・  神崎 愛

・碧たん亭女中 35歳

                      ・・・・・・・・・・  楠木トシ江

・三原 紀一   33歳

    警視庁捜査一課警部補   ・・・・・・・・・・・  木村 功

・鳥飼 重太郎  53歳

    博多署 ベテラン刑事     ・・・・・・・・・・  田村 高廣

・稲村刑事 46歳           ・・・・・・・・・・・・  村上 冬樹

・大島刑事 27歳           ・・・・・・・・・・・・  小阪 一也

・須貝 新太郎 25歳        ・・・・・・・・・・・  坂東 玉三郎(殺される)

・梶原 武雄  28歳

    俳句会同人、カメラマニア ・・・・・・・・・・・・  高橋 貞二

・三原 の妻  30歳         ・・・・・・・・・・・  桑野 みゆき 

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・鳥飼刑事は映画では 加藤嘉 テレビドラマでは ビートたけし が演じていた。 が、加藤では老けすぎた感じだし、たけし ではツラが険しく、ゲンコツが飛んできそうだ。

●ちょっと原作に疑問を感じたところがある。

 ・フィルムのトリックではプリントされたカラー写真を、直接白黒フィルムの入ったカメラで撮影することになっているが、はたして撮影された映像は実写のように写るだろうか。

 ・フイルムを撒き戻して撮影した場合、現像されたネガを見れば、微妙に前のコマとの間の間隔と、後のコマとの間隔がズレている(下手をすると一部が重なっている)はずで、細工がバレてまうのではないか。

  

    

    

  

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小説キャスティング」カテゴリの記事

コメント

スタンリーさん、鋭い疑問ですね。ご明察。
白黒プリントをカラーで撮影しカラープリントすると甘くなる、ねぼける、ディテールは出ないと言った結果になります。元プロが言うから間違いありません(私の事です。笑)。つまり出来上がりを白黒にしたいなら元は白黒のものが良いのです。シャープネスはさほど下がりません。
今度は逆に質問です。玉三郎とありますが今の?。と言っても先代はいないかも。

投稿: ロンリー・マン | 2008年4月23日 (水) 20時43分

ロンリー・マンさん。こんばんは。
そうですよね。写真を撮影しても、写真とレンズまでの空気感まで写りこんでしまうと思うのですが、結局ロンリー・マンさんのような専門家にはバレるはずです。
それとも白黒写真だったらバレないですか。
私はポジフィルムを未現像のフィルムに密着焼きすれば、
と思いましたが、それではコマの始まる場所が分からないので
結局できないですね。

玉三郎さんは15年ほど前の状態で出演していただきます。笑

投稿: スタンリー | 2008年4月23日 (水) 21時03分

すいません、映画と思ったので。空想キャスティングですね。

投稿: ロンリー・マン | 2008年4月23日 (水) 21時07分

そうなんです。あの世から呼ぶ俳優さんもいます。笑
映画にすると、過去の犯罪を想像するカットバック形式
になりますね。
脚本まで書けたらいいのですけど、才能がありません。

投稿: スタンリー | 2008年4月23日 (水) 21時19分

タイム・ラグがあるのか何回もすいません。文中に追加入れましたか?。最初はなかったのですが。
それと、私のコメント(慌ててすいません)に書き違いがありました。出来上がりを白黒にしたい場合は元は白黒が良いは変更ありませんがその前の「白黒をカラーに」的な文章は「カラーを白黒に」的なが正解です。

投稿: ロンリー・マン | 2008年4月23日 (水) 21時41分

はい。すみません。もうひとつフィルムの撒き戻し撮影のトリックが気になっていましたので、追加しました。
撒き戻しは映画の二重写しでも、尺の長さを正確に測らないとズレてしまいますから難しいのではないでしょうか。
昔、宮川一夫さんが、「無法松」でやっていましたが、計算したタイムチャートのノートが複雑でした。

投稿: スタンリー | 2008年4月23日 (水) 21時56分

今日は不思議な現象が起こっています。カッコ内のカウント数と中の件数が異なり私も混乱しています(笑)。やはり追加を入れられたのですね、これで納得。
おさらいするとカラー・プリントから白黒プリントは品質が落ちる件は大雑把に言うと空気感もさることながら忘れましたが色温度の差のようです。ですからカラー・ネガがあれば白黒(ネガ・ポジどちらでも可)に密着(いわばデュープ)した方がまだましです。これは透過ですからカラー・プリントを「反射」で撮影する方法よりは高品位になります。物体の反射率って案外低いのです。パーセントは忘れました。巻き戻しの件は確かに昔は大変だったと思いますね。今だったらデジタルでいとも簡単みたいですが。フェード・イン、フェード・アウトでさえ編集段階でコンピュタでやると言うではないですか。

投稿: ロンリー・マン | 2008年4月23日 (水) 22時43分

ロンリー・マンさん。こんにちは。
反射の具合や色温度というものも影響するのですね。
やっぱり清張もそこまでは取材できなかったでしょう。
デジタルだと撒き戻しのトリックはできませんね。
この小説ではテレビ画面や劇場映画の映像をカメラで撮影して
アリバイ工作に使うという三原刑事のアイデアが出てきて、
「おいおい、それはねーだろー」と笑ってしまいました。

投稿: スタンリー | 2008年4月24日 (木) 18時13分

終盤になって「やっとこさ」でスタンリーさんの主旨とか本の内容が徐々に(おそーいっ)解って来ましたよ。最初は省略?やら難解の文脈で苦労(笑)しました。人間、会って話すのとお手紙だけとでは理解の度合いに落差があるのを感じました。

投稿: ロンリー・マン | 2008年4月25日 (金) 19時36分

ロンリー・マンさん。こんばんは。
いやいや、失礼いたしました。
ブログとは、いや私がかってなもので、当然みなさんこの本を読んだことがあるものと錯覚してしまうのですね。
もう50年くらい前の小説で、「点と線」とセットになっている話なので、当然みんな知っているだろうという甘えが私にあるのです。
清張の小説でも、史跡の解説や歴史の彼の解釈などは、私は読み飛ばしてしまいます。笑
彼の小説では、家でお茶漬け食っている貧乏刑事が登場する推理物を好んで読んでいます。

投稿: スタンリー | 2008年4月25日 (金) 21時07分

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