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ロケッティア

ロケッティア DVD ロケッティア

販売元:ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
発売日:2004/04/23
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洋画メモ、NO,21、NHKBS

1991年、ブエナビスタ、パナビジョン、2.35:1サイズ、108分

監督- ジョー・ジョンストン、撮影- ヒロ・ナリタ、

音楽- ジェームズ・オーナー

出演- ビル・キャンベル、ジェニファー・コネリー、

テイモシー・ダルトン

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航空宇宙ファンとしては気になる映画であったが、ようやく観た。

観るのをためらっていたのは、宣伝スチルが1950年代の安手のティーン向けのSF映画のイメージ、あるいはもっと以前の科学的根拠など毛頭無い、パルプSF雑誌「フラッシュゴードン」的だったためである。

しかし、それを元ネタにしたマジメな映画造りであるだろうとは想像していた。

ロケットベルトをねらう、ギャングとFBIの攻防は少し退屈であったが、後半、ドイツのナチスと、ハワード・ヒューズがからんでくるところから面白くなってきた。

小型飛行機、スピード飛行機などは実写映像で、ヒコーキファンにはうれしい。

またヒューズの巨大飛行艇(映画「アビエーター」参照)の模型も出で来て、これもファンには思わずニヤリとするところだ。

特撮はILMが担当しているが、ドイツの飛行船の存在感は圧倒的であり、巨大なミニチュアを使ったのか、そうでないのか、私にも判断できない。

その飛行船の最後、水素に引火し燃焼するところなど、世界最高の特撮・パイロテクニックと私は断定する。 

1991年の映画であるが、当時の日本の特撮スタッフにこれができるだろうか。

ところで、実際のロケットベルトはベルが50年くらい前から開発し、およそ1960年代には試験飛行などされていた。

それは、映画の「007」や「宇宙家族ロビンソン」などで実写映像で観ることができるが、一番人々に認知されたのはロサンゼルスオリンピックの開会式であろう。 最近でもアトラクションなどに登場する。

あのように自由に空を飛びたいものだが、実際は操縦がものすごく難しい。

よほど訓練しないと、あらぬ方向へ振り回され地面に激突するだろう。

この映画では、長時間飛行できるような描写であったが、実際のロケットベルトの飛行時間はタッタ20秒ほどであり、10秒間飛行したら、直ちに地上に着陸操作をする必要がある。燃料がなくなったら、地面にまっさかさまだ。

背中に背負うくらいのロケット燃料の燃焼(過酸化水素を触媒で化学反応させる)時間など、わずかなものである。 映画のように炎は出ない。

なお、この映画の飛行シーンでは水平に飛んでいるものがあったが、背中に翼が無ければ、それは不可能だ。

ジェニファー・コネリーがグラマラスで男性にはうれしい。

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コメント

BSでやってましたね~。ナチスとの対決が見所だったのですね。ドイツの飛行船には興味津々です。ツェッペリン号とか・・・・今は日本でも企業がスポンサーとなって飛行船を飛ばしていますね。

ロサンゼルスオリンピックの開会式でのロケットベルトは、よ~く覚えています!

投稿: マーちゃん | 2008年3月17日 (月) 09時59分

マーちゃん。こんばんは。
飛行船はいいですね。のんびり飛んでみたいものです。
操縦は飛行機より難しいそうですね。
この映画ではティモーシー・ダルトンが出演していますが、
悪党ヅラですね。ほんとうにジェームズ・ボンドやったのでしょうか。
ロケットベルトは怖いですね。私はあんなもので飛びたくない。笑

投稿: スタンリー | 2008年3月17日 (月) 21時27分

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