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M★A★S★H

マッシュ DVD マッシュ

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2007/01/26
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洋画メモ、NO,16、NHKBS

1970年、20世紀フォックス、カラー、ワイド、116分

カンヌ映画祭グランプリ、アカデミー最優秀脚色賞

監督- ロバート・アルトマン、撮影- ハロルド・E・スタイン、

音楽- ジョニー・マンデル

出演- ドナルド・サザーランド、エリオット・グールド、トム・スケリット

ロバート・デュバル、サリー・ケラーマン

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1971年ごろ「続・猿の惑星」と2本立てでこの映画を観た。

中学1年生のころで、この映画はさっぱり分からなかった。

ただ、子供には結構刺激のあるシーンが多い。そういうところだけが楽しかった思い出がある。

子供ごころにも、主題歌「Suicide is Painless」のメロディーがいいと感じた。何十年も耳に残っていた。

ヘリで負傷兵を運ぶ方法をこの映画で知った。

MASHのMはミリタリーだと思っていたが、Mobileであった。

正式にはMobile Army Surgical Hospital。 マッシュポテトのマッシュもシャレているのだろう。 銃創や手榴弾の破片で、ぐちゃぐちゃになった肉体のことも言っているのだと思う。 あるいは、あのどうしょうもない連中もマッシュなのだろう。

手術のシーンは、あくまでもリアルにこだわり、俳優、スタッフも関係者から特訓を受けたであろう。様になっている。 傷のクローズアップは無いが、特殊効果班により動脈の血液が吹き出るカットなどは、衝撃的だ。

それは望遠レンズで撮影されていて、複数の患者を処置している圧縮された情景は、血液の色とともに、野戦病院の緊迫感をうまく描写している。

その外科の名医たちが、腕をふるい、命の再生に全力を奉げながらも、浮かれた冗談を言っているのが、この映画のすごいところだ。

「海と毒薬」の熊井監督も、この映画の手術シーンは参考にしているはずだ。

朝鮮戦争の時代の話なのに、出演者はヘアスタイルといい、態度といい、1970年の雰囲気だ。 つまり、当時のベトナム戦争と同じである。

その軍隊をメチャメチャにちゃかしている。 アメリカ軍クソ食らえだ。

あの外科医たちは、上官侮辱罪で軍法会議ものなのだが、MPに捕まっても、いつのまにか釈放されている。医は剣より強しだ。

映画はコレといったメインストーリーもなく、淡々とイタズラ話が進んで終わるが、当時のお堅い評論家連中はどう思っただろうか。

この映画は何を言いたかったのか、などと、喫茶店で議論するような幼稚な学生連中はどう思っただろうか。

そんな連中にもクソ食らえの映画だ。

相変わらず日本の描写は日本人には不愉快だし、韓国の描写は韓国人にも不愉快だろう。 1970年ならいたし方ないか。

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コメント

スタンリーさんは、劇場でご覧になったのですね。私はBSで初めて観ました。でね、2回観たのですよ~。1回目は目を背けてばかりいたら、さっぱりわからなくなりまして・・・・。2回目も手術シーンがどうしてもダメでした。ほんと、リアルなんですもの。日本人は変でしたね。韓国の市街地には、ベトコンのような人たちがいましたし(汗)。よく分からない映画ですけれど、そこが持ち味なのでしょうね。

投稿: マーちゃん | 2008年3月 2日 (日) 00時03分

マーちゃん。おはようございます。
そうですか、2回観ましたか。私も36年ぶりで観ました。
当時、朝鮮戦争のことを知らなくて、どこなのか分からずでした。
手術では首の動脈が切れているのがギョッとしました。
映画館でもみんな凍っていましたね。
一人、帰国命令が出で、一瞬家族と再会を想像するシーン
がありましたが、それをみんな願っているんですね。
日本のイメージは、今でもあんなものかもしれませんね。

投稿: スタンリー | 2008年3月 2日 (日) 09時11分

ブラックコメディの名作と聞いていましたが・・・今回のBS放映で初めてみましたが・・・酷い・・・
当時のアメリカ人が持っていた東洋人のイメージなんて、あんな物だったんでしょうね・・・まだ1941のほうが見れます。
医学的なリアリティは評価できても・・・肝心の話の内容は・・・納得できませんでした。(ひょっとしてそれが狙い??)

投稿: ぴろQ | 2008年3月 2日 (日) 22時58分

ぴろQさん。おはようございます。
そうです。ひでぇー映画ですね。
それが狙いなんだと思います。
部隊放送で、あまり観たくもない映画の案内をしていますが、
ラストでこの映画「マッシュ」の案内をしていますね。
これもロクデモナイ映画ですみませんでした。
ということなんでしょう。
だけとベトナム戦争よりましでしょう。かもしれませんね。

投稿: スタンリー | 2008年3月 3日 (月) 08時22分

いやはや・・・私の暮らす福岡は、土地柄・・・朝鮮動乱には密接な関係がありまして・・・私の父親は当時物資を港まで運ぶ仕事をしていました。
私が子供の頃、福岡空港には米軍基地があって、板付ベースと呼ばれていました。
それ故、あんな映画の内容の戦争だったら・・・
ちょっとムカつきますよね。
今でも東南アジアのリゾートを見ると、白人が「我々は特権階級だ!治外法権だ!」と言わんばかりのやりたい放題!!それに続くやりたい放題は・・・日本人・・・ハァ情けない・・・

投稿: ぴろQ | 2008年3月 4日 (火) 21時55分

ピロQさん。こんばんは。
そうですか。まだそういう人物がいるのですか。
「エマニエル夫人」など、タイの部分は、おなじアジア人として、見るに耐えなかったです。タイでは禁止の映画だと思いますが。
映画「トコリの橋」も朝鮮戦争の話で、飛行機ファンには
たまらない映画なのですが、やっぱりヘンな日本が出てきます。

投稿: スタンリー | 2008年3月 4日 (火) 22時44分

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