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邦画メモ、NO,19、NHKBS

1965年、三船プロ、東宝、シネスコ、白黒、画質良、122分

監督- 岡本喜八、脚本- 橋本忍、音楽- 佐藤勝、撮影- 村井博

出演- 三船敏郎、小林桂樹、伊藤雄之助、新珠三千代、

松本幸四郎、東野英治郎

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イヤー面白かった。

音楽は佐藤勝で、雰囲気は、まるで黒澤の三十郎シリーズ第三弾を観ているといってもいい。

井伊直弼暗殺の「桜田門外の変」に一人の浪人が加わっていたという話。

浪人は三船だが、ただし三十郎のように仕官に興味が無いという訳ではなく、一応、出世したい人物ということになっている。

桜田門のオープンセットがすばらしく、150年ほど前の出来事なのに、タイムトンネルで事件の映像を観ているようだ。

撮影監督は知らない人であったが、パンフォーカスとワイドを多用した、見ごたえのある映像。

暗殺一味のリーダーは怪優、伊藤雄之助で、血も涙もない冷酷無比な人物を、あの迫力ある顔で演じている。 あのウマヅラ顔自体、「帝都物語」の加藤にソックリで、なにか怨霊が乗り移っているような、不気味な人物に見える。

桜田門での殺陣は、発泡スチロールの雪が口に入ったりして、撮影もたいへんだったと思う。 振り付けは久世竜で、観ている自分も事件の真っ只中に放り出されたような演出だ。

血糊ドバーもあるが、白黒画面で、瞬間のカットなので、それほど痛々しく見えない。

実際の事件によると、井伊直弼の共侍は、刀に袋をかぶせていて、とっさに抜くことができず、素手で相手の刀をつかみ、指を切断したものがいたそうだが、そういう演出もあればおもしろかった。残酷ではあるが。

東野英治郎による、三船の過去の話は、フラッシュバックを期待したが、新珠三千代にソックリな女に出会うシーンのみで、ほとんど話しの説明に終わり、少しガッカリであった。 予算や撮影期間に余裕がなかったかもしれない。

それにしても水戸藩の侍たちはエライことを企てたものだが、こういうことは今の世界では、中東あたりで起こっている。

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コメント

1ヶ月くらい前(もっと前?)にもBSで放送していましたね。その時に観ました。面白かったです。伊藤雄之助が悪人面でしたね~。井伊直弼は善人面だったので、あのラストには唖然としました。「桜田門外の変」が題材なので命を落とすのは仕方ないにしても、我が息子にとは・・・・。私はぎりぎりのところで、三船が事実を知ると思ったのですが(汗)。あ~ぁ、でした~。

投稿: マーちゃん | 2008年2月23日 (土) 18時04分

マーちゃん。こんばんは。
そうですね。私も三船は親と知りながら斬りつける最後だと
想像しました。
八千草さんがかわいそうでした。 旦那死なれたあのウツロな目の演技は良かった。
実際の事件はどちらが善悪かは分かりませんね。
いずれにせよ暴力はいけません。
伊藤雄之助の映画では「プーサン」が有名ですね。
観たいものです。

投稿: スタンリー | 2008年2月23日 (土) 20時55分

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