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州崎パラダイス・赤信号

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邦画メモ、NO,17 DVDレンタル

1956年、日活、スタンダード、白黒、81分

監督- 川島雄三

出演- 新玉三千代、三橋達也、轟夕起子、芦川いずみ、

河津清三郎、小沢昭一

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驚いた。画面がたいへんシャープ。レンズがいい。と思う。

新玉や轟の着物の細かい柄がはっきり写っている。

レンズのボケ味というものがある。ライカのレンズのボケ味、コンタックスのボケ味。

州崎パラダイスのネオンのニジミを観ると、この映画の撮影レンズのボケ味もなかなかいいと思う。

あの当時の東宝のカメラのレンズがひどすぎるので、比較してそう見えるのかもしれない。

それぞれの映画会社で、どのレンズを使っていたのか知りたい。

また、日活は美術セットがひどいと聞くが、なかなか良くできていた。

オープニング、横移動撮影で、遊郭街を見せるが、うまく出来ていた。

橋のたもとの居酒屋はロケとスタジオセットと使いわけているが、つながりに違和感はない。居酒屋内のセットもいい雰囲気。昭和30年ごろのたたずまい。

メニューの値段は、ビール150円、酒1合ビン80円、別のそば屋で種物50円、モリ25円。

居酒屋は実際にあるものを使ったかもしれない。ペンキで店の名前が書き直されている。

新玉三千代の演技開眼、出世作。河津へよろめくしぐさが色っぽい。

三橋がダメ男を好演。成瀬監督のダメ男よりまだましな人間である。

轟夕起子が、黒澤「姿三四郎」からいいオバハンになっていた。 30代後半だがちょっとフケて太っている。

轟きのダンナ役は有名な俳優さんらしいが全く知らぬ。ヤクザみたいな風貌。

州崎パラダイス内へは一歩も入らない。撮影拒否ということもあったかもしれない。

河津が秋葉原の電器屋店主。あの当時の秋葉原ロケ面白い。真空管ラジオが山済み。

テレビの看板、テレビキットの看板あり。しかしテレビは店に並んでいない。

川島雄三の映画は「貸間あり」、「幕末太陽傳」から3本目だが、この映画が一番マトモに見える。 精神的に落ち着いている。

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コメント

レンズのボケ味って?(不勉強ですみません・・・汗)
昭和30年ごろは、遊郭があったのですね。名を変えて、今もそれらしきモノはありますが(笑)。新玉三千代さんは、独特の雰囲気を持つ、艶っぽい女優さんでしたね。この映画が出世作なのですか。「細うで繁盛記」、懐かしいです。

投稿: マーちゃん | 2008年2月 2日 (土) 20時19分

マーちゃん。こんばんは。
レンズのボケ味は難しいですね。Aの人が良いといっても、
Bの人が良くないと言いますのでね。
カメラ雑誌の製品紹介の欄にそのような表現で出ています。
新玉さんは「細うで」の後、早くに亡くなっているんですね。
残念です。この映画では特に色っぽさが出ています。
今の東京台東区あたりの昭和30年ころの風景が実写映像で
鮮明に写っています。
エンディングは明るく、いい映画でした。

投稿: スタンリー | 2008年2月 2日 (土) 23時16分

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