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ポセイドン・アドベンチャー

ポセイドン・アドベンチャー ポセイドン・アドベンチャー
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発音を聴くと「ポサァィドゥン」と言っている。

ポセイドンとカタカナをふった最初の日本人の耳はどうかしている。

特撮はL.B.アボットであるが、どうも冴えない。

船のセットが小さい。恐らく3メートル前後というところか。巨大感がない。

セットが小さいと水滴が目立つ。客船だと少なくとも5メートル前後にしたい。

アボットは「トラ・トラ・トラ」で空母赤城を巨大ミニチュアセットで撮影し、特に船首の荒波にさらされるシーンはすばらしい効果をあげていた。

波やシブキの表現は相変わらずウマイ。 ここが日本の特撮のかなわないところだ。

ハイスピート撮影はいつもと同様、適切である。大波が襲うところは5倍以上の速さにしていると思う。

客船がひっくりかえった水中のシーンも良い。アボットらしい。

ブリッジから見た船首前方の暴風雨の風景もミニチュアだが、たいへんうまい。特撮と気づかないであろう。ただし、円谷でもあれくらいのことはできそうだ。

ところで、映画の中では時速60ノットの大波がやってくるという描写になっているが、実際、地震による津波は、洋上では水の圧力が時速500キロくらいの速度で伝わっていくもので、船の上では波と気が付かないものだと思う。

したがって、船がひっくり返るようなことはありえず、この映画は人々に誤解を与えている。

船長のレスリー・ニールセンがカッコイイ。

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特撮物」カテゴリの記事

コメント

ポセイドン・アドベンチャーだぁ~!!
これは何度も観た、大好きな映画です。
特に老人夫婦の頑張りと愛が印象に残っています。
>セットが小さいと水滴が目立つ
なるほど~。水滴が大きくなりすぎますものね。
>船がひっくり返るようなことはありえず
え~っ、映画では船底が上になって、全てが逆さになってましたが、あれは有り得ないことなのですか。タイタニックは水面に対して直角になってましたよね(記憶違いかもしれませんが)

投稿: マーちゃん | 2008年2月 1日 (金) 18時52分

マーちゃん。こんばんは。
老人夫婦のばあちゃんは亡くなりますね。かわいそう。
ミニチュア特撮では水物が一番難しいですね。最近ではCGで処理しますが、それでも不自然なものがあります。
船にくわしい工学博士の話では、ああいう転覆はありえないそうです。
また津波も洋上ではせいぜい数十センチくらいだそうです。
でも直径数キロの巨大隕石が落ちると高さ1000メートルの津波が起きるそうですね。恐ろしい。

投稿: スタンリー | 2008年2月 1日 (金) 19時19分

「ポサァィドゥン」が正しいんですか!勉強になりました。
じゃぁ、バビル2世も発音が正しくなかったわけですねぇ。笑
あの頃のレスリーさんは割りとクール系の二枚目でしたね。
今の彼なら大津波が来なくても、勝手に一人でドジって
転覆させそうですが。。。笑

投稿: ぱんだうさぎ | 2008年2月 1日 (金) 23時21分

アッハハハー。
ぱんだうさぎさん。 ニールセンの想像ドジシーン。
笑いました。
何かのパロディでやっていませんかね。傑作ですが。
この映画はお正月映画でリアルタイムで観ました。
予算をかけているので、贅沢な気分でした。
俳優さんも実際に水中にもぐったりして気の毒だなー
とも思ったものです。

投稿: スタンリー | 2008年2月 2日 (土) 00時02分

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