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独立愚連隊西へ

独立愚連隊西へ DVD 独立愚連隊西へ

販売元:東宝
発売日:2006/01/27
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邦画メモ、NO,16、レンタル

1960年、東宝、シネスコ、白黒、107分、画質・音質、良

制作- 田中友幸、 監督- 岡本喜八、 脚本- 関沢新一、岡本

撮影- 逢沢譲、 音楽- 佐藤勝

主演- 加山雄三(デビュー)、佐藤允、堺左千夫、江原達治、

中谷一郎、平田昭彦、フランキー堺、中丸忠雄、水野久美

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前作、「独立愚連隊」とは全く関係ないストーリー。

もう戦死したことになっている愚連隊が、軍旗を探しに行く話。

進軍の歌、「イー、アル、サン、スー・・・・」、明るい無邪気な歌。

前作で中国軍に対する描写で批判があったので、両軍、対等の描き方をしている。

いつ死ぬか分からない過酷な状況でありながら、日本兵たちは戦争をエンジョイしてるかのように見える。

例によって、兵隊同士、上官・下士官関係なく、よそよそしい関係。

「いや、それは知りませんでした」。「いや、こちらこそ失礼しました」。

加山のデビュー作が、こんな明るい映画とは。

堺左千夫さん。大活躍。準主役級。 あんなに出番が多く、セリフの多いのは初めて。

ソロバン占いで「パーっといきましょう」という感じ。

フランキーが話しの分かる中国軍仕官役。中国語しか話さない。

両軍が一時的に休戦する場合、白旗掲げた軍使が相まみえ、協議する。

戦争映画では他に例を見ない描写。実際にああいうことがあったのだろうか。戦争に関する本を数多く読んだが、いっさいそういう事は記述されていなかった。

中谷一郎、今回は前作ほど活躍しない。どんな役だった思い出せない。愚連隊のガイド役だったか。中国の子供を引き取る。(金で買ったと言っていた)

中丸忠雄、また怪しげな役。しかし最後はチョット、カッコイイ。

水野久美。まだ初々しい。「マタンゴ」の色気はない。

中国軍ゲリラで、いきなり天本英世が出てくる。死神博士っぽい。

全面的に富士山でロケ。 「蜘蛛巣城」、「乱」と同じ地形ばかり。

中国軍兵士。市街戦で、またゴギブリの大群のように湧いて出てくる。300人は居る。

軍旗をめでたく奪還、しかし、愚連隊は転属命令。

それでも「イー、アル、サン、スー」、アヒル引きずって「終」のマーク。

悲壮感全くなし。

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コメント

『独立愚連隊』とは関連のないストーリーなのですね。加山雄三さんはデビュー作でいきなり、主演を務めたのですね。親の七光りでしょうか(笑)。もうかれこれ20年以上前になりますが、仕事で加山さんとお話する機会がありました。凄いオーラを発している人でしたよ。

投稿: マーちゃん | 2008年1月 9日 (水) 22時52分

マーちゃん。こんばんは。
加山さんと仕事でお会いになったんですか。
するとやっぱり女子アナさんでしょうか。ナンチャッテ。
あの方はなんでも優等生の人ですね。
男性からみても羨ましいです。
でもあまり上原謙には似ていないですね。不思議です。
夏木陽介と仲が悪かったらしいですよ。笑

投稿: スタンリー | 2008年1月 9日 (水) 23時50分

今思うに当時の東宝のスターって良かったね。主役級でなくても味があった。そして何より青春を感じました。男優も女優も。
婆さんが誘拐される税金問題?の映画がありました。題名忘れた。同監督なんだ。面白い、ただやっぱり東宝の黄金期にはかなわない。そう思いません?。やはり当時の皆さん、存在感がある。

投稿: ロンリー・マン | 2008年1月21日 (月) 13時14分

ロンリー・マンさん。
婆さんの誘拐映画はたしか「大誘拐」でしたでしょうか。
岡本監督のおもしろさは最近発見しました。
観たいものでは「ジャズ大名」があります。
しかしレンタルではありませんね。
昭和32年ごろのこの監督の映画はたいへんモダンです。

投稿: スタンリー | 2008年1月21日 (月) 22時01分

スタンリーさん   「ジャズ大名」、VHSならレンタルでTSUTAYAにあるみたいです。


「スタンリー・ドーネン」の作品、お好きですなんですか?

投稿: ロンリー・マン | 2008年1月22日 (火) 10時06分

ロンリー・マンさん。こんばんは。
「ジャス大名」は私の町のツタヤ、ゲオ
両店にもありません。やはり町の人口によって在庫数が
制限させれているかもしれませんね。
買って観るほどでもないんですが。
ドーネンのものは「シャレード」しか観ていません。
すみません。

投稿: スタンリー | 2008年1月22日 (火) 21時15分

良いではないですか「シャレード」だけでも。
思うにほんとお洒落な映画でしたね。マンシーニの音楽も美しい。たまには観たくなりました。

投稿: ロンリー・マン | 2008年1月22日 (火) 21時35分

『独立愚連隊』に続いて観ました。すごく面白くてゲタゲタ笑ってしまいましたよ。中谷さんは神出鬼没で、「風車の弥七」っぽい役どころでしたね。
堺左千夫さんのニセ参謀が特に可笑しかったです。ラストはホロリとしました。

投稿: マーちゃん | 2010年2月12日 (金) 11時52分

アクの強い俳優さんがイッパイ出演していますね。
佐藤さん、堺さん、中谷さんはそうでもないか。中丸さん、天本さん、水野久美さんも初々しいけどもう悪女の感じがします。「戦争と人間」などのような固い反戦映画もいいですが、私はこういう戦争映画が好きです。ラスト、アヒルが一緒についていくのは笑いました。

投稿: アラン・墨 | 2010年2月12日 (金) 16時58分

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