モーツァルト交響曲41番のことなど
販売元:全音楽譜出版社
スコア モーツァルト 交響曲第41番
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ちょっと酔っ払って、久しぶりにステレオで、モーツァルトの「ジュピター」を聞く。
手前味噌であるが、私のオーディオシステムは、いかに安い予算で最良の音を出すか、に工夫したもので、全費用20万円位であるが、100万円クラスの音がしていると自負する。
その仕掛けは簡単なもので、安いプリメインアンプの全く同じメーカー、同じ機種のものを2台準備して、おのおの、片チャンネルのみ使用するというものだ。
こうすると、シングルアンプと同じ効果があり、歪の少ないピュアな音質となるのだ。
聞くCDはウィーンフィル、バーンスタイン指揮のモーツァルト交響曲41番「ジュピター」。
録音はDDDのデジタル録音である。(別にデジタル信奉者ではないので念のため)
この場合、よりピュアな音を楽しむにはアンプのスイッチをソースダイレクトとする。
ただし、ソースダイレクトで聞くにはボリュームの位置を11時以上にしなければ、低音が貧弱となる。
しかも2台のアンプのボリュームは右と左、適正の位置にセットする必要がある。
これで、マッキントッシュやJBL、マランツに負けない音が出る。
「ジュピター」の第四楽章に毎回、涙してしまう。
モーツァルト最後の交響曲であり、たった2週間で作曲された。
どう考えても神様が作らせたとしか思えない。
神さまは、天国にモーツァルトが必要であると感じたのであろう。
地上の人々に与えるシンフォニーはこの曲を最後にして十分と思ったのか、以後、彼にシンフォニーを作曲させず、3年後にモーツァルトを、アチラに連れていってしまった。
だから、特に第四楽章には、神がかり的なパワーを感じる。
フーガで繰り返し奏される「ターラーラー」という音は、力強い祈りの声の洪水と言ってもいい。
どのような宗教にも悪魔や、邪悪な神が存在するが、この曲を聞けば、すべて退散するだろう。
エクソシストや霊能者による除霊など必要ない。この曲を大音量で流せば済むことである。
人生に悩んでいる人、うまくいっていない人もこの曲を第一楽章から聴いてほしい。きっと力が湧いてくるはずだ。(第40番から聞けば尚よろしい)
最後、ホルンが高らかと鳴る。
悪魔よ、思い知ったか。我々の勝利であるぞ。(マダ酔っている)
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