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戦国無頼

邦画メモ NO,13  NHKBS

1952年、東宝、白黒スタンダード、135分、画質録音悪い。

原作- 井上靖、 制作- 田中友幸、 脚本- 稲垣、黒澤

監督- 稲垣浩、 撮影- 飯村正、 音楽- 團伊玖磨

出演- 三船敏郎、三国連太郎、市川段四郎、山口淑子、浅茅しのぶ

東野英次郎、志村喬、高堂国典、上田吉次郎

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日本映画の撮影技術は1950年代では、シネマスコープが出るまで、あきらかに外国に劣る。特に録音が良くない。

東宝の録音は、日本でも他社に比較して良くない。

そもそも東宝は前身のPCLから、トーキーの会社としてスタートしたはずである。それがあんな録音とはどういうことだろうか。

黒澤の映画では特にひどい。「七人の侍」、「蜘蛛巣城」はセリフが理解できない部分も多い。

この「戦国無頼」はまだましであった。

話は、なんとなく「宮本武蔵」の武蔵、又八、お通、朱美の四画関係に似ている。

稲垣監督は後に「宮本武蔵」で、実際に三船と三国を使っている。

浅茅しのぶのまともな芝居を初めて見る。小津の「秋刀魚の味」にチョコット出演していた。小津だからコチコチの芝居だった。

山口淑子が印象的な役。 三船を慕う荒っぽい女。

高堂国典、農家のじいさん。うまい。

上田吉次郎は、どうも袋叩きに合わされることが多い。

合戦のシーンはよく撮れている。黒澤の「影武者」のよう。

ただし、一部他の映画からの流用と思われるシーンがあり、その中に地面が大砲の砲弾で爆発する部分は、歴史的に間違っている。

お城の石垣のセットが良くない。画質が悪くともニセモノとはっきり分かる。

映画の出来はあまり良くない。話が右左に振り回される。

一応ハッピーエンド。

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コメント

観ました!戦国と名のつくものは見逃せませんからね(笑)。
山口淑子さんの美しさに、クラ~となりました。若い頃の三国さん、イケメンですねぇ。高堂国典さんの方言が良かったです!!
東野英次郎さんもいい味出してましたよね。このところ、黄門様を毎日見ているような・・・汗。
合戦は「長篠の合戦」でしたね。たしかに大砲が登場するのは、もっと後ですね。

投稿: マーちゃん | 2007年12月13日 (木) 21時47分

マーちゃんも観たかなーと思っていました。
いっそ黒澤が監督したら良くなったかもしれませんね。
山口淑子さんは中学のときの片思いの子に似ていてドキッとします。李香蘭といいましたっけ。
東野さんは野党のかしらも似合いますね。
「宮本武蔵」稲垣監督ではナントカ梅剣をやっていました。

投稿: スタンリー | 2007年12月13日 (木) 22時02分

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