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キャプテン・ウルトラ

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先日、NHKBSの「お宝テレビ」で1967年放送の「キャプテン・ウルトラ」をとりあげ、大変懐かしく当時を思い出させてくれた。

番組には監督の佐藤氏、特撮の矢島氏が出演し、当時の苦労話やエピソードを紹介してくれた。

当時の私は、今振り返ると、生意気な少年で、こういう100%子供向けの特撮物(「高速エスパー」なども)は、完全にバカにしていた。したがって、夜の本放送は観ておらず、後の夕方の再放送で時々様子を見る程度であった。

まず出てくる宇宙人やセットの造形がプアーで、ミニチュア撮影もハイスピード撮影でなく論外である。特に宇宙船からでるロケット噴射の煙、爆発の煙が上昇し、おまけに破片が落下したりして、笑ったものだ。

さらに真空状態なのに、ヘルメットが隙間だらけで変だと思った。また、ロボットは「宇宙家族ロビンソン」のフライディ(この名は日本で公募してつけたもの)と比べたら、ムチャクチャ情けなくて見ていられなかった。(ずっとファンだった方、ゴメンナサイ)

これらの感想は、今の私の心情ではなく、本当に小学校3年生当時の偽らざるものだったのである。

それに、どうも円谷プロが係っている様子でもなく、「ウルトラ」とついているのは、二番煎じでケシカンランとも思っていた。 

しかし、今はもういいお爺さんとなってしまった当事者の話を聴くと、少々私は誤解していたようだ。

この番組の放送のいきさつは、ウルトラシリーズのピンチヒッターとして制作されたということだ。 つまり、ウルトラマンが終了し、スポンサーからの要望があっても、もう放送にかけるフィルムが無く、繋ぎとしてTBSが東映に依頼して制作されたものなのだ。 だから円谷プロダクションはこの期間、ウルトラセブンの企画を進めることが出来たのである。

だから、円谷のウルトラシリーズと競合していたわけではなく、決して「二匹目のドジョウ」ではないのだ。 それに、そもそもウルトラシリーズはTBSが企画したものである。だから「キャプテン・ウルトラ」もシリーズの中に含まれるということになる。

またシュピーゲル号(ドイツ語で鏡のこと?)についても誤解していた。

あの宇宙船は、3つの部分に分離・合体するが、これも私はウルトラセブンのα・β・γ号のマネだと永く思っていたが、制作順ではセブンが後になる。

つまり、「キャプテン・・」のほうが先で、日本特撮史上初めての合体メカだったわけだ。

(1966年劇場用「サンダーバード」には3つに分離・合体するゼロエックス号という宇宙船が登場する。おそらくこれが世界初の合体メカではないか)

番組では、矢島氏がシュピーゲル号のこの分離場面の撮影に3日かかったと言っていた。

本編演出でも、ウルトラマンのように巨大ヒーローでなく、等身大としたのは、東映が得意とする人物アクションを取り入るユニークなもので、場面を思い浮かべると、決して円谷プロの演出のマネではない。

佐藤監督と矢島氏は、制作にあたって、子供たちに宇宙のすばらしさを感じ、宇宙に行きたくなるように工夫したという。

最終回はキャプテン・ウルトラが宇宙の無限の彼方に到達している。花が沢山咲いており、天国のようだが、それもスタッフの子供たちへの想いの表れであろう。

東映では、「キャプテン・ウルトラ」の制作は赤字であったという。

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コメント

こんにちは~♪
スタンリーさんは、小学校時代から特撮に詳しかったのですね!
小学校3年生の時の感想ですか・・・・驚きです。
>真空状態なのに、ヘルメットが隙間だらけで変だと思った
あら~、真空だと隙間が出来ないのですか?!

投稿: マーちゃん | 2007年10月16日 (火) 14時44分

マーちゃんさん。こんばんは。
そうです。宇宙でヘルメットに隙間があると、バタリアンみたいになってしまいます。フリーズドライですな。
お湯かけても戻りません。(笑)

投稿: スタンリー | 2007年10月16日 (火) 19時59分

これは見てなかったと思うけど、「宇宙家族ロビンソン」は
大好きでした。小ズルイ博士?がほんといつも嫌な役回りで、
顔もはっきり覚えてる。
一番の思い出は「バリヤー」という物を知った事です。
恐ろしい怪獣が出るとすぐバリヤーを張るんだけど、たまに
故障したりしてハラハラしてました(笑)。

投稿: バルおばさん | 2007年10月16日 (火) 20時19分

パルさん。ありがとうございます。
ドクタースミスはほんと。コニクラシカッタ。
諸悪の根源でしたね。
アメリカでは、子供に「ああいう大人になってはいけませんよ」
という反面教師役になったというので、PTAから
表彰されたのですよ。
「ジュマンジ」の鉄砲もって追いかけるハンターは彼です。
バリヤーは原語ではフォースフィールドと言っています。
ロビンソンお父さんは昔、怪傑ゾロやっていましたね。

投稿: スタンリー | 2007年10月16日 (火) 20時33分

好きでしたよ、キャプテンウルトラ!
冨田勲サンの軽快な音楽に小林稔侍の凄まじいメイク(笑)
キャプテンはこれ以外では悪代官でしか見たことがないような。。

投稿: ぱんだうさぎ | 2007年10月16日 (火) 21時33分

ぱんだうさぎさん。こんばんは。
富田さんのトランペットのテーマはよく覚えています。
キャプテンは時代劇悪役専門ですね。でも小林さんも結構悪役やっていましたね。
資料によると、室田さんや、八名さんも出ていて、
結局みんな悪役やー

投稿: スタンリー | 2007年10月16日 (火) 22時12分

中学の時に再放送で見てました。
当時、カルトな話題を振りまいてくれましたよ。
特に、「バンデル星人」。
顔が逆三角形の友人がいて、しばらくの間「バンデル」と呼ばれておりました。

投稿: つのきち | 2007年10月17日 (水) 18時41分

つのきちさん。ありがとうございます。
バンデル星人。いましたね。
いつも1匹?でなく、複数でいましたね。
以外と気が小さいかもしれません。
デザインの元は椎茸でしょうか。

投稿: スタンリー | 2007年10月17日 (水) 19時29分

 キャプテンウルトラは子供心にも何だかチープな感じが伝わっていましたが、それでも飽きることなく観ていましたね。
 ドラム缶に手足をつけたようなロボットのハックや、キノコみたいなバンデル星人が懐かしいですね。特撮プロップス倉庫さんのブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/imaginerjp/MYBLOG/yblog.html)でシュピーゲル号のレプリカを見ましたが、モノクロTVで観ていた頃の印象より数段カッコいいと思いました。
 サンダーバードファンとしては、ゼロエックス号が世界初の分離合体メカとのご推察に、大変嬉しく感じました。

投稿: 雷おやじ | 2007年10月17日 (水) 22時35分

雷おやじさん。ありがとうございます。
シュピーゲルはユニークなデザインですね。
「thunderbirds are go」は日本公開1967年
ですので、シュピーゲルはゼロXの影響
かもしれませんね。

投稿: スタンリー | 2007年10月18日 (木) 00時46分

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