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巨泉・前武ゲバゲバ90分 の頃

ゲバゲバ90分!ミュージックファイル Music ゲバゲバ90分!ミュージックファイル

販売元:バップ
発売日:1998/03/21
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テレビ東京の番組、「ポチタマ・・・」のダイスケ君コーナーで流れる音楽は、1969年ごろ放送していた、日本テレビ「巨泉・前武ゲバゲバ90分」で使われていた音楽である。

また、グッさんの出る、発泡酒のコマーシャルにも、この番組のテーマが流れている。

この番組はあの当時の売れっ子の放送作家、コント作家たちのアイデアを総動員して作られた、ショート・ショート的ギャグ番組である。

あのころ私は小学生5.6年であって、どちらかというと、大人向けの、この番組を親の目を盗んで観ていた。

もちろん楽しかったからである。スポンサーはたしかホンダがあったと記憶している。

コントは短く、数分で終わるのだが、同じテーマで違ったギャグを繰り返し、しかも時間をずらしてフェイントを掛けて流されるので、飽きず、おもしろかった。

コントの内容はギャグの定石に従ったもので、例えば

もしも・・・・だったら。 とか、一定のテーマをつけたもの、星新一的なもの、筒井康隆的なものであった。ちょっとSFっぽかったのである。

そのショートコントの数々を、今の「だいすけ君」で流れる、楽しく軽やかで、リズムカルなミュージックで、延々と見せてくれた。 パーカッションや金などの打楽器の音が面白さを強調した。

出演者は、 司会の巨泉と前田武彦、

それに、宍戸錠、小松方正、萩本欽一、坂上二郎、大辻司郎、谷隼人、それに左ト全なども飄々とスタジオにいた。

女性では、ジュディ・オング、小川知子、松岡きっこ、伊丹十三の奥さん(名前忘れた)などであった。

極め付けはハナ肇で、コントの合間や、コマーシャルの合間に突如現れ、今はなつかしいヒッピーの格好で、ソニーの10インチのポータブルテレビを観ながら、

「あっと驚くタメゴ~ローー、何?」と言って出てきたことである。

また、この番組には、虫プロが協力していて、ケッサクなショートアニメを合成させて見せてくれた。

当時、斬新な手法としては、放送時間が終了し、スポンサーのエンドクレジットが出て、そのラストコマーシャルが流れた後にもコントが一本あり、さらに「あっと驚く・・・」があることで、最後の最後まで、視聴者を引きつける、心にくいテクニックを使っていたことである。

今や、映画ではお馴染みの方法だが、テレビではおそらく初ではないだろうか。

この番組は、私だけでなく、クラスメートも大勢観ていて、翌日の休み時間には、よく友達と、昨夜のコントの復習をしては、楽しんでいた。

この番組の製作者・スタッフは番組終了後も、「カリキュラマシーン」など子供番組でも活躍していた。

「ひらけポンキッキ」などでも、その片鱗が伺える。

私にとって、アポロ11号の月着陸と、大げさであるが、「ケバゲバ90分」は大阪万博前の忘れられない出来事である。

グッさんのコマーシャルや「ポチタマ」の大介君コーナーは、あのころにタイムスリップする、ドアの鍵である。

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コメント

お~、懐かしや~、ゲバゲバ90分!見てましたヨ~ダ!
(ダジャレのつもりです)スタンリーさんは親の目を盗んで見てらしたのですね。うちは親も、この番組が好きだったので、私は堂々と見ていました。ハナ肇の「あっと驚く・・・・」は、当時流行りましたね。
「シャボン玉ホリデー」は、ご覧になってました?

投稿: マーちゃん | 2007年10月27日 (土) 09時51分

マーちゃん。ありがとうございます。
ジュディ・オングや宮本信子などがビキニスタイルで踊っているコーナー、(SAY SAYのコーナー)ではちょっとドキドキしました。
ああいうとき、親がいると照れくさいですね。
「シャボン・・」は観てました。
「おとうさん、オカユができました」
「いつもすまないねー」
がおもしろかったですね。

投稿: スタンリー | 2007年10月27日 (土) 10時59分

家も家族全員でみてました。コレを見るために
みんな早めに家事をかたづけたり、風呂に入ったりして、
テレビの前で待ち構えてましたねぇ~。
あの頃の女性陣のメイクや服装って今見ても全然違和感が
無いんですよね。かえって1980年代のバブル期メイクや
服装の方が、今見ると恥ずかったりなんかしちゃったりして。。。

投稿: ぱんだうさぎ | 2007年10月28日 (日) 00時01分

ぱんだうさぎさん。ありがとうございます。
メイクや服装までみていましたか。
flowing stones。 サスガ。流石。
朝丘雪路さんが出ていましたね。
あの頃は大日本画家のお嬢さんとは露知らず、
不思議な女性だなと思っていました。
また観たいけど、
DVDが出ていないので、ビデオテープは残っていないのかな。
バブルの頃のボディコンなんか男性が見ても嫌でした。
それにしても宮川さんのこの音楽は楽しいですね。

投稿: スタンリー | 2007年10月28日 (日) 09時30分

なつかしい ゲバゲバピー あんたかてあほやろ わてかって
あほや ほなさなら 実はこの言葉、もともと中国哲学らしい。
昔、東大のえらい教授が、辞めるときに言ったとのこと。最近ではプロフェッサー杉村のなぜ消防署で住宅ローンがバカ売れーアホなお役所に集団感染菌をあほまるだしで、ばらまくなかで、出てくる。あほなお役人相手に めちゃくちゃやってこう叫ぶのだ「わてかってあほやけど あんたかってあほやがな」きっとこのゲバゲバ90分の偉大な哲学的な言葉は現在によみがえると確信する。

ブログ頑張ってください。他になにかあほな言葉あrったかな?

投稿: ゲバゲバピー | 2007年11月 8日 (木) 21時34分

ゲバケバピーさん。コメントありがとうございます。
関西弁がいいですね。
アホと言われた人が、「そんなアホにアホ言われてもしょがありまへんがな」という訳でして。

投稿: スタンリー | 2007年11月 8日 (木) 22時49分

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