« 駆逐艦ベッドフォード作戦 THE BEDFROD INCIDENT | トップページ | 西部戦線異状なし »

ヒトラー 最期の12日間

ヒトラー~最期の12日間~スタンダード・エディション DVD ヒトラー~最期の12日間~スタンダード・エディション

販売元:日活
発売日:2006/11/10
Amazon.co.jpで詳細を確認する

NO,2   NHKBS

2004年公開、 ドイツ、オーストリア、イタリア合作

原題 Der Untergang  「滅亡」 

ヒトラー ・・・   ブルーノ・ガンツ

秘書 ・・・     アレクサンドラ・マリア・ララ ドイツ名じゃない。

ゲッペルス夫人 ・・・ コリンナ・ハルフォーフ

その他印象的な役  現実的医者の使命を感じる軍医、ゲッペルス、軍国少年

ドイツ版「日本の一番長い日」、 ドイツ語なじまない。

特に12日間という時間経過は感じられない。邦題のいい加減さ。

公開時、ユダヤ団体よりヒトラーが人間的に描かれているということで、物議をかもす。

ヒトラーもゲッペルスも「ドイツ市民に同情しない」と発言をする。

ヒトラーのガンツ熱演。ツバが飛んできそう。 喚き、叫び、怒り狂い見苦しい。

顔が腐った肉の塊にみえる。

左手は腰に廻し、震えている。 記録フィルムのとおり。

ゲッペルス夫人熱演。  子供たちに睡眠剤と毒薬を与えるシーンの撮影では号泣したという。

子供たちかわいい。 シャーリー・テンプルのような5歳くらいの子いる。 この子らを殺すのは演技とはいえつらかろう。 

ドイツの軍国少年の目からみた市外戦の様子。ヒトラー崇拝がしだいに変化していくのをセリフもなく淡々と描写。 「シンドラー」的。

現実的な軍医の存在にはドイツ人もほっとしたであろう。

砲弾が炸裂のときのカメラの揺れがうまい。コンピューター処理かもしれぬ。

負傷者の描写、手当ての描写、阿鼻叫喚はリアリズム。 

市外戦の撮影はロシア(サンクトペテルブルグ?)で撮影。ドイツ兵エキストラはロシア人。

実際の秘書だった本人が最後に言う。

「若いということは理由にならない」

|

« 駆逐艦ベッドフォード作戦 THE BEDFROD INCIDENT | トップページ | 西部戦線異状なし »

洋画メモ」カテゴリの記事

コメント

当時の多くのドイツ国民はヒトラーに熱狂支持し、
天才宣伝マン、ゲッペルスがそれをあおり、
最終的に国民は、ヒトラーに見捨てられ。。。。
こういう構図は歴史的に繰り返されますが、

最近も、弱者切捨てをしたある国の元宰相と
その周囲の人物がこれにダブります。

投稿: ぱんだうさぎ | 2007年10月23日 (火) 01時00分

地下壕に響き渡る爆撃音が印象的でした。
この映画を観たとき、悲しい気持ちでいっぱいになりました。
戦争が引き起こした悲劇というのでなはく
「敗戦」とはどういうことかについて、考えさせられました。
ゲッペルス夫人役の熱演も心に残ります。
ヒトラー不在の世界では、子どもたちが不幸になると
本気で思っていたのでしょうね。
そんな人間を生み出しざるを得なかったドイツが悲しいです。

>ユダヤ団体よりヒトラーが人間的に描かれているということで、物議をかもす
そういう物議があったのですか。
ユダヤ人はホロコーストを取り上げないと納得しないのでしょうね。

投稿: マーちゃん | 2007年10月23日 (火) 10時24分

ばんだうさぎさん。ありがとうございます。
そうですね。結局イエスマンにかこまれた独裁政権は
国民も欺き、滅びるということですね。

投稿: スタンリー | 2007年10月23日 (火) 12時26分

マーちゃんさん。ありがとうございます。
重い映画でした。ユダヤ人の思いもよく分かりますが、
ナチス熱狂的支持者にはヒトラーは神に近い存在でしたので、
わがままで、気まぐれで醜い、ちっぽけな一人の人間とした描き方は、監督の心を感じます。
ブルーノ・ガンツはヒトラー役は二度とやらないと言っています。

投稿: スタンリー | 2007年10月23日 (火) 12時35分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/412224/8564671

この記事へのトラックバック一覧です: ヒトラー 最期の12日間:

« 駆逐艦ベッドフォード作戦 THE BEDFROD INCIDENT | トップページ | 西部戦線異状なし »