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「ウルトラQ」でのミス

DVD ウルトラQ VOL.1 DVD DVD ウルトラQ VOL.1

販売元:ハピネット・ピクチャーズ
発売日:2001/06/25
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 ウルトラQというのは、私の小学校1年生のときの放映であり、もう40年以上も前ということであるが、当時私は親にみせてもらえなかった。 午後7時の放映であり、ニュースを見る時間という訳だ。 オヤジよニュースは9時に観ろっツーノ。

 おかげで学校のクラスでは、昨日のこの番組の話題に入ることができず、随分寂しい思いをした。 というわけでウルトラQは永年の憧れの対象であり、近年DVDで鑑賞できるのは、感無量である。

 私、ウルトラQ好きです。 私は幼少のころから円谷特撮には辛口なのですが、これは気に入っているものの一つです。 白黒画面ですので、ちょっとした不自然な特撮も目立たないというのも理由ですが、後のカイジュウ物のように通常のカメラスピードでのヒーローと怪獣とのプロレスごっこをする撮影部分が無いというのも理由です。 またミニチュアも比較的丁寧に作りこまれていたように思います。 

 それに怪獣が出ないファンタジーもありSF調、トワイライトゾーン調なのがよかったです。 特に「悪魔っこ」なんかゾクゾクしましたね。  それに35ミリフィルムで撮影されたということで、DVDでは、デジタル修正のせいもあり、すごくシャープな映像で観ることができます。

 さて、そのデッカイ怪獣が出ないエピソードに「クモ男爵」があります。 ボンドガールの若林英子さんがゲスト出演しています。 怪獣ほどデッカクないけれど、人間なみにデッカイ蜘蛛がでてきますが、ワイヤーの操演によるそれは、今からみると稚拙な代物ですが、当時では標準的なものといえるでしょう。 あれだけでも当時100万円以上の制作費がかかったのではないか。

 終盤、マンジョウメ君やイッペイ君が不気味な洋館で、素手やナイフで蜘蛛を退治します。

 さてそのカタストロフ場面で、この蜘蛛のいた洋館は、燃えるローソクの蜀台が倒れたことで火災になり、さらになぜか、建物が崩れていきます。 そこでさらに大変なことが起きます。

 その壁や窓が崩壊している画面のなか、恐ろしいことに大きな人の手が心霊写真のように写っているのです。 

 つまりミニチュアセットがタイミングよく壊れるよう、スタッフが素手で壁を押したのが映ってしまったのですね。 

 ウルトラシリーズでは他に、ウルトラマンの背中のチャックからシャツがはみ出ていた。というのがあります。これは私のクラスメートが発見したことで、まだ未確認です。

 

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コメント

「ウルトラQ」を最後に観たのはかなり前ですが、
私もこのエピソードはよく覚えてます。
あの洋館の雰囲気とクモが水溜りを渡って来る
不気味シーンはよく覚えています。
しかし若林映子さんが出てたとは知りませんでした!
彼女は今でも十分通用する魅力を持った女優さんですよね。
あと「バルンガ」のエピソードも好きでしたねぇ。

投稿: | 2007年8月16日 (木) 23時36分

ウルトラQ見てました。内の親は甘かった!
出だしの番組タイトルの映像が、当時は不思議でした。
話の内容は、現実味を帯びているように子供の目には映ってましたね。怖いというより、不思議っていうか、
怪しいという変わった印象を与えてくれました。
アメリカドラマのミステリーゾーンのような感じでしょうか。

投稿: おっさん | 2007年8月17日 (金) 00時39分

ぱんだうさぎさん。コメントありがとうございます。ウルトラQには、現在の大物俳優が結構出ていますね。 「ラゴン」には黒沢年男さんが、チョイ役で猟師をやっています。 あのころからちょっと演技過剰ぎみ。

投稿: スタンリー | 2007年8月17日 (金) 08時15分

おっさんさん。深夜コメントありがとうございます。 そうですウルトラQはミステリーゾーン(トワイライトゾーン)を参考に造られたそうです。企画では「WOO」、ウーというタイトルでしたが、東京オリンピックでウルトラCという言葉が流行り、それにあやかりこの名前になったということです。 Qはクエスチョンでしょうね。

投稿: スタンリー | 2007年8月17日 (金) 08時23分

ウルトラQは、幻のTV番組でした。
母の実家が埼玉にあり、ウルトラQが観られる!事が楽しみで夏休みに再放送を観た記憶があります。
たしか「マンモスフラワー」。

当時宮崎には、民放が2局しかなく埼玉の新聞のTV欄をみると端から端まで映るというではありませんか!

都会はいいなぁと思った小4のつのきちでした。

投稿: つのきち | 2007年8月18日 (土) 12時01分

つのきちさん。こんばんは。私の町は昭和45年ごろまで、日本テレビ系列が写らなかったように記憶しています。 ウルトラはTBS系列だったので、幸い観られました。 「マンモスフラワー」はたしか撮影第一作目の作品です。桜井浩子さんは当時18歳です。大人びてますね。 私もこの作品好きです。

投稿: スタンリー | 2007年8月18日 (土) 19時35分

スタンリーメタボリックさん、いつも当方のブログにコメント頂きありがとうございます。
 放送当時のテレビ欄を見ますと、夕方6時から「てなもんや三度笠」もしくは「サンダーバード」、7時から「ウルトラQ」、7時30分から「オバケのQ太郎」と、子供にとって夢のような日曜日ですね。(小生の家では日本テレビとフジテレビが映りませんでした。)
 ウルトラQの怪獣はカネゴンやガラモンが記憶にありますが、一番印象に残っているのがマンモスフラワーです。東京のビル街に巨大な植物が繁茂するだけでなく、人の生き血を吸ったり毒花粉を撒き散らす恐ろしい話でした。
 子供の頃読んだ少年マンガの巻頭特集(だったと思います)に、ウルトラQのタイトルはどうやって撮影されたのか書かれていました。絵の具で文字を書いておき、底に仕込んだプロペラを回転させて字をぐちゃぐちゃにしながら撮影したものを逆回ししたとか。それを読んでなるほどなーと感心した記憶があります。

投稿: 雷おやじ | 2007年8月19日 (日) 21時27分

雷おやじさん。コメントありがとうございます。 そうでした。日曜日の6時はサンダーバードを放送する前は「てなもんや」を観てました。始まる前の似顔絵イラストが楽しかった。 サンダーバードが放送開始されると自然と観なくなりました。 NHKの6時のサンダーの前は「自然のアルバム」という番組で、このテーマが終わりに流れると、サンダーがいよいよ始まるのでワクワクしたものです。 ウルトラの不思議なタイトルはなんとなく逆回転しているとは薄々感じていました。たぶん硬めのグリスなど使ったのではないでしょうか。 あの時に聞こえる「カーン」という音を出すという打楽器は黒澤の「椿三十郎」から使われだした物ですね。 「蜘蛛男爵」、「マンモスフラワー」、「バルンガ」、「超特急西へ」は一枚のDVDに収まっています。ぜひごらんください。

投稿: スタンリー | 2007年8月19日 (日) 22時15分

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