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2001年宇宙の旅 プロローグ2

 私がこの映画をはじめて観た場所はテアトル東京でした。1979年だったと思います。今はこの映画館はありません。

 映画館の前にはファンが造ったディスカバリー号の模型がありました。 あれ?こんなに長い宇宙船だったかと、少し驚いたのですが、映画へのワクワク度が増しました。

 映像がシネラマであることは、知っていましたが、これは初体験です。

 映画が始まって、シネラマの第一印象は良くなかったですね。専用レンズで引き伸ばされてるためか、画像が薄いのです。 この映画ではシネラマは合わないと思いました。 

 シネラマは、色合いを薄味の淡白な画像にし、さらに、歪んだ画面は、この映画の特徴である、曲線や、直線の美しさをそこないます。特にディスカバリー号の登場シーンでは、その影響が顕著でした。かなりガッカリしたシーンです。

 結局、この映画の映像記憶は、別の映画館で観た、70ミリ映画によるものとなります。

 ちっちゃい(DVDでは大きい)ライオンのマークとともに、暗闇の中で始まる、変拍子の「ツァラ・・」のオルガンの低音は、時空を超える世界への導入として、期待感を煽ってくれました。 (文才がないってのは悲しいね。要するにワクワクしたのです。)

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コメント

はじめまして。テアトル東京の記述で誤りがあります。火事で
焼けたのは近くの近代美術館フィルムセンターです。
テアトル東京は1981年の「天国の門」が最終上映映画で、それまで
無事に営業を続けていました。その後、この跡地は「ホテル西洋
銀座」になりました。
リバイバル時にディスカバリー号を製作した学生の小川正晴氏は
その後、小松左京原作の「さよならジュピター」のミニチュア制作に
参加、プロのモデラーへと羽ばたきました。

投稿: BIGSTONE | 2008年3月31日 (月) 02時09分

BIGSTONEさん。御指摘がとうございます。
そうですか、フィルムセンターが焼けたのですか、長い間勘違いしていました。
D号のモデラーの方の情報もありがとうございます。
「さよなら」はDVDで再見したいのですが、巨大な宇宙船がいきなり動いたり、静止したりで、川北氏の演出に疑問を感じています。

投稿: スタンリー | 2008年3月31日 (月) 09時14分

「零戦燃ゆ」に続き、またおじゃましました。
「2001年宇宙の旅」で私が気づいたミスは、フロイド博士が娘に宇宙間テレビ電話をするシーンです。
パンナム機に取り付けられたモニターに博士の娘映ります。娘が動きに合わせてカメラがパンをしてその姿を追うのです。
カメラのセンサーが顔の位置を検出して自動的に動くのだ、と解釈すればよいのでしょうが。

2001年はとっくに過ぎてしまいましたね。
予期せぬ経済情勢などが影響しているのかもしれませんが、私の子供時代に読んだ雑誌では、21世紀の車は地面から浮き上がって走行しているはずでした。

ご存知でしょうが東宝の「宇宙大戦争」(1959年作品)の冒頭シーンにはドーナツ型の宇宙ステーションが映し出されます。そして「1965年」と画面に説明が出るのには、今見ると驚かされます。
映画製作から6年後の設定です。ちょっと気が早いように感じますが、6年経つと世界はすごく進歩するんだ、という当時の期待が込められているようでおもしろいです。

投稿: MMK | 2013年11月21日 (木) 01時53分

MMKさん。こんばんは。
「零戦燃ゆ」は日本映画専用チャンネルでしたか。私は契約していないので残念です。

キューブリックの娘へのテレビ電話カットは仰るとおりですね。あの落ち着きのない子供をカメラは追っかけていますが、現在の顔認識カメラのように顔のパターンを認識するフレームがカットに挿入されていれば、自動カメラとアピールできて完璧ですね。これにはキューブリックもスタッフも迂闊だったように自分も感じます。

「鉄腕アトム」では宙に浮くエアカーが描写されていましたし、あの頃の少年雑誌にも、その手の車が大人になるころには当たり前に走っていると予想していました。でも2001年になっても全然実現していませんでしたね。

「宇宙大戦争」のステーションはスゴイですね。たしか、「1965」というアラビア数字ではなく、一九六五年と表記してあったと記憶しています。

「謎の円盤UFO」も1980年の設定ですが、そのころに月面基地すら出来ていませんでした。現実は厳しいもんですね。

投稿: アラン・墨 | 2013年11月21日 (木) 22時16分

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